三重・神島の釣り徹底ガイド!フェリーアクセスから釣れるポイント、持ち物まで

三重の神島で釣りをする女性 観光・おでかけスポット
※画像はイメージです。

「孤島」の異名を持ち、三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台としても知られる神島(かみしま)は、黒潮の影響を強く受けるため、三重県内でも屈指の大物狙いの好漁場として知られています。

しかし、離島ゆえに「どうやって行けばいいの?」「どんな魚が釣れるの?」といった疑問を持つ方も多いはず。このページでは、そんな不安を解消し、三重県・神島での釣りを成功させるための完全攻略ガイドを提供します。

特に、春の乗っ込みチヌや秋のアオリイカを狙うターゲット別攻略法、フェリーの時刻表を含めたアクセス方法、そして安全に楽しむための必須の持ち物まで、神島での釣行に必要な情報をすべて網羅しています。

この記事を読めば、初心者から上級者まで、あなたの目的に合った三重県・神島での釣りの計画が立てられます。最高の釣果を目指して、神島の豊かな海に挑みましょう!

この記事でわかること:

  • 神島で狙えるチヌ、アオリイカ、青物の時期別攻略法。
  • 神島港や地磯といった釣り場の具体的なポイント。
  • 鳥羽からのフェリー運行情報と駐車場。
  • 宿泊施設や島内での食料調達に関する情報。
  1. 1. 神島で狙える魚種・釣れる時期!ターゲット別攻略法
    1. 1-1. 【春】乗っ込みチヌ(クロダイ):フカセ釣りのベストシーズン
    2. 1-2. 【夏】メバル・カサゴ:ライトゲームで手軽に楽しむ
    3. 1-3. 【秋】アオリイカ:エギングで大型を狙う爆釣シーズン
    4. 1-4. 【冬】アイナメ・カレイ:投げ釣りで底物を狙う
    5. 1-5. 青物(ハマチ・サワラ):回遊時のショアジギング戦略
    6. 1-6. アジ・サバ:サビキ釣りで狙うファミリーフィッシング
    7. 1-7. 神島独特のターゲット:石鯛など大物を狙う専門的な釣り
  2. 2. 神島の主要な釣り場ガイド:波止、地磯、穴場ポイント
    1. 2-1. 神島港(定期船発着場)の波止:安全性と手軽さNo.1
    2. 2-2. 神島の地磯:大物狙いの上級者向けポイントと注意点
    3. 2-3. 神島灯台周辺:遠投で青物や回遊魚を狙える穴場
  3. 3. 神島へのアクセス方法
    1. 3-1. 鳥羽から神島へ:市営定期船の時刻表と運賃
    2. 3-2. 車利用時の駐車場:鳥羽市営・民間の活用術
    3. 3-3. 本土から鳥羽までの車・電車での移動ルート
  4. 4. 【持ち物と注意点】安全に神島釣りを楽しむための必須知識
    1. 4-1. 必須の持ち物リスト:水・食料、ライフジャケット、ゴミ袋
    2. 4-2. 潮の流れが速い神島での推奨仕掛けと注意点
    3. 4-3. 立ち入り禁止エリアとトイレ、緊急時の連絡先
  5. 5. 宿泊施設について
    1. 5-1. 神島唯一の民宿・旅館情報と予約方法
    2. 5-2. 島内での食事処・商店の有無と営業時間
    3. 5-3. 日帰りか宿泊か?神島釣りの滞在スタイル別メリット
  6. まとめ

1. 神島で狙える魚種・釣れる時期!ターゲット別攻略法

三重県・神島での釣りの最大の魅力は、黒潮の影響で多種多様な魚が釣れる点にあります。四季折々でターゲットが変わり、一年中アングラーを楽しませてくれます。神島の豊かな漁場を最大限に活かすためには、時期と魚種に合わせた適切な攻略法を知ることが重要です。特に大物を狙うなら、回遊魚のタイミングを逃さないことが鍵となります。ここでは、神島で特に実績の高い魚種と、それぞれの釣りのベストシーズンを詳しく解説します。ターゲットを明確にして、釣行の準備を進めましょう。

1-1. 【春】乗っ込みチヌ(クロダイ):フカセ釣りのベストシーズン

春、水温が上昇し始める時期は、クロダイ(チヌ)が産卵のために浅場に寄ってくる「乗っ込み」シーズンです。この時期の三重県・神島での釣りでは、フカセ釣りが最も有効な手段となります。神島港周辺の波止や、比較的穏やかな地磯から大型のチヌが狙えます。マキエサをしっかり効かせることが釣果に繋がります。

1-2. 【夏】メバル・カサゴ:ライトゲームで手軽に楽しむ

夏の夜は、メバルやカサゴといった根魚を狙うライトゲーム(アジング・メバリング)がおすすめです。神島港の常夜灯周りは、メバルが集まりやすく、ワームを使ったジグ単で手軽に楽しめます。夕まずめから夜にかけてがゴールデンタイムです。三重県・神島での釣りの合間に、癒やしの釣りを楽しみましょう。

1-3. 【秋】アオリイカ:エギングで大型を狙う爆釣シーズン

秋は、三重の海全体でアオリイカの釣果が上がるエギングのベストシーズンです。神島の地磯や波止周辺には、数もサイズも期待できるアオリイカが回遊してきます。サイトフィッシングが可能な日もあるため、偏光グラスは必須アイテムです。三重県・神島での釣りでは、3.5号のエギを中心に用意しましょう。

1-4. 【冬】アイナメ・カレイ:投げ釣りで底物を狙う

冬の神島では、水温が下がっても安定して釣れるアイナメやカレイを投げ釣りで狙います。ゴカイやアオイソメを餌に、神島港の海底を丹念に探りましょう。寒さに負けず、防寒対策をしっかり行えば、良型の底物を手にすることができます。

1-5. 青物(ハマチ・サワラ):回遊時のショアジギング戦略

神島は、ハマチ(イナダ)やサワラといった青物の回遊ルートにも近いため、ショアジギングの好ポイントです。特に早朝や夕まずめのマヅメ時、または潮が動いているタイミングを狙い、60g前後のメタルジグを遠投しましょう。三重県・神島での釣りで青物を狙うなら、ハイパワーなタックルが必要です。

1-6. アジ・サバ:サビキ釣りで狙うファミリーフィッシング

神島港の波止では、サビキ釣りでアジやサバが手軽に狙えます。ファミリーフィッシングや初心者の方には、このサビキ釣りが三重県・神島での釣りの入門として最適です。昼間でも釣果が期待でき、子どもでも簡単に釣れるため、家族連れにも人気です。

1-7. 神島独特のターゲット:石鯛など大物を狙う専門的な釣り

神島の地磯は、潮通しが良く、石鯛やイシガキダイといった磯の大物が狙えることで知られています。この釣りは専門的な知識と道具が必要ですが、記録級の釣果を出すアングラーもいます。三重県・神島での釣りの醍醐味を味わいたい上級者におすすめのターゲットです。

2. 神島の主要な釣り場ガイド:波止、地磯、穴場ポイント

神島の釣り場は、主に神島港周辺の波止と、島の外周に点在する地磯に分かれます。それぞれの釣り場には特徴があり、狙う魚種やレベルによって使い分けることが重要です。特に離島の地磯は足場が悪い場所も多いため、安全性を最優先にポイントを選びましょう。ここでは、三重県・神島での釣りで実績の高い主要なスポットを具体的にご紹介します。

2-1. 神島港(定期船発着場)の波止:安全性と手軽さNo.1

神島港の波止は、足場が良く、定期船が発着するため安全性が最も高い釣り場です。サビキ釣りやエギング、フカセ釣りなど、幅広い釣りが楽しめます。三重県・神島での釣りの初心者や家族連れは、まずここから始めるのがおすすめです。ただし、船の出入りには十分注意しましょう。

2-2. 神島の地磯:大物狙いの上級者向けポイントと注意点

神島の外周にある地磯は、潮通しが非常に良く、大物狙いの上級者に人気です。特に島の東側は青物や石鯛の実績が高いですが、ゴロタ場が多く、磯靴とライフジャケットは必ず着用してください。天候が崩れやすい日は、無理せず波止での釣りに切り替えましょう。

2-3. 神島灯台周辺:遠投で青物や回遊魚を狙える穴場

神島灯台周辺の磯は、遠投が必要な場所が多いものの、沖合いを回遊する青物やカツオなどが射程圏内に入る穴場です。ショアジギングでの実績が高く、三重県・神島での釣りで一発大物を狙うアングラーに人気です。ただし、アクセスがやや困難なため、荷物は最小限にしましょう。

3. 神島へのアクセス方法

神島は鳥羽(とば)から船で渡る離島です。釣行の成否は、このフェリーの時刻表と乗船手続きをいかにスムーズに行うかにかかっています。特に早朝の便は、釣り客で混み合うこともあるため、余裕を持って行動しましょう。ここでは、三重県・神島での釣りを計画する上で必須となる鳥羽からのアクセス情報を詳しく解説します。

3-1. 鳥羽から神島へ:市営定期船の時刻表と運賃

神島へは、鳥羽市営定期船(鳥羽マリンターミナル発)を利用します。鳥羽から神島までは約40〜55分の船旅です。運行本数は多くありませんので、必ず事前に時刻表を確認しましょう。運賃は大人片道1,000円台です。三重県・神島での釣りを日帰りする場合は、最終便の時間を厳守してください。

3-2. 車利用時の駐車場:鳥羽市営・民間の活用術

車で鳥羽まで来た場合、鳥羽マリンターミナル周辺の駐車場を利用します。鳥羽市営駐車場や周辺の民間駐車場があり、料金は1日数百円〜千円程度が目安です。三重県・神島での釣りを日帰りまたは宿泊で行う場合、長時間駐車が可能な場所を選びましょう。早朝は混み合うため注意が必要です。

3-3. 本土から鳥羽までの車・電車での移動ルート

鳥羽までのアクセスは、車の場合、伊勢自動車道の伊勢ICを経由するのが一般的です。電車の場合は、近鉄鳥羽駅またはJR鳥羽駅が最寄り駅となります。名古屋や大阪から特急を利用すれば、比較的スムーズに鳥羽に到着できます。三重県・神島での釣りを始める前の移動ルートを事前に決めておきましょう。

4. 【持ち物と注意点】安全に神島釣りを楽しむための必須知識

神島は離島であり、本土のようにコンビニや釣具店がありません。そのため、食料や釣り具の準備は鳥羽側で完璧にしておく必要があります。また、地磯や波止での危険を避けるための安全対策は最重要です。このセクションでは、三重県・神島での釣りを安全かつ快適に楽しむための必須の持ち物と、現地で特に注意すべき点をまとめました。

4-1. 必須の持ち物リスト:水・食料、ライフジャケット、ゴミ袋

水(飲料水)、食料(昼食)、ゴミ袋は必ず持参しましょう。島内には商店がありますが、営業時間が短い場合があります。また、安全面からライフジャケットは必須です。特に地磯に入る場合は、スパイクシューズ(磯靴)と防水防寒着も用意してください。

4-2. 潮の流れが速い神島での推奨仕掛けと注意点

神島周辺は、潮通しが良い反面、潮の流れが速い場所が多いです。そのため、オモリを重くしたり、ウキを大きめにするなど、潮に負けない仕掛けが推奨されます。三重県・神島での釣りでは、潮汐表を確認し、潮止まり前後の時間帯を有効活用することが重要です。

4-3. 立ち入り禁止エリアとトイレ、緊急時の連絡先

神島には、危険なため立ち入り禁止となっている磯や防波堤の一部があります。必ず現地の指示に従いましょう。トイレは神島港周辺にあります。万が一の事故や体調不良が発生した場合は、鳥羽市営定期船の事務所や、緊急時の連絡先に速やかに連絡してください。

5. 宿泊施設について

神島での釣りを日帰りでなく宿泊で楽しむ場合、早朝や夜釣りといった釣りのゴールデンタイムを最大限に活用できます。特に夜間のメバルやアオリイカは魅力的なターゲットです。神島の宿泊施設は限られているため、早めの予約が必須です。ここでは、三重県・神島での釣りの滞在に役立つ島内の施設情報をご紹介します。

5-1. 神島唯一の民宿・旅館情報と予約方法

神島には、民宿や旅館といった宿泊施設がいくつかあります。これらの施設は釣客にも慣れており、早朝のチェックアウトなどにも柔軟に対応してくれることが多いです。三重県・神島での釣りで宿泊を計画する際は、電話または公式ウェブサイトから早めに予約を取りましょう。

5-2. 島内での食事処・商店の有無と営業時間

神島の島内には、少数の食堂や個人商店がありますが、営業時間が短かったり、不定休の場合が多いです。食事や飲み物、釣り餌などは、基本的に鳥羽側で調達していくのが安全です。ただし、民宿に宿泊すれば、地元の魚料理を堪能できます。

5-3. 日帰りか宿泊か?神島釣りの滞在スタイル別メリット

日帰りの三重県・神島での釣りは、手軽さと費用の面で優れていますが、宿泊すればマヅメ時や夜間の大物狙いが可能になります。ターゲットや体力、予算を考慮して、自分に合った滞在スタイルを選びましょう。

まとめ

この記事では、三重県・神島での釣りをテーマに、チヌやアオリイカといったターゲット別の攻略法、神島港や地磯といった釣り場の具体的な情報、フェリーを使ったアクセス方法、そして安全対策と宿泊情報までを詳しく解説しました。

神島は、離島ならではの豊かな自然と大物の期待に満ちた、素晴らしい釣り場です。釣行計画を立てる際は、必ず天候とフェリーの時刻を確認し、安全対策を万全にしてください。

このガイドを参考に、あなたの三重県・神島での釣りが成功し、思い出に残る一匹との出会いがあることを心から願っています。

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